銀色の涙-里能生銀太郎[サトノウギンタロウ本名生方銀太郎<ウカタギンタロウ>]物語-
ワシの祖母で中学校の元・音楽教師の中月郁乃[ナカツキフミノ]と、同居した日の巻!
ワシは、ワシの祖母で中学校の元・音楽教師の中月郁乃[ナカツキフミノ]と、一緒に記者会見に臨みしました。ワシの祖母で中学校の元・音楽教師の中月郁乃[ナカツキフミノ]は、マスコミに対して『銀太郎[ギンタロウ⇒ワシの事じゃよ!]は、生まれた頃の典子[フミコ]に良く似てるわ。典子[フミコ]を作ったのは、恋人との仲を家族に認めさせる為だったのよ。典子[フミコ]も、小さい頃からタバコを吸っていたわ。タバコを吸っている時に笑顔を見せた典子[フミコ]から、恋人との間に子供が出来て20才[ハタチ]で結婚して子育てをしていた事を聞かされた時は、本当にビックリしたわ。典子[フミコ]に1度だけ会った時、タバコを吸いながらオペラ歌手のマリア・ト-マス・ハ-グナ-ドと、紹介されたから最初は典子[フミコ]だと、言う事に気付かなかったんだけど、その時に典子[フミコ]が、タバコを吸いながら銀太郎[ギンタロウ⇒ワシの事じゃよ!]。の名前を呼んでいた事を思い出したの。どうしても、銀太郎[ギンタロウ⇒ワシの事じゃよ!]に会いたくなってしまって、テレビ局に銀太郎[ギンタロウ⇒ワシの事じゃよ!]探しを依頼したの。まさか一発でビンゴしちゃうなんて思わなかった。典子[フミコ]に会えなかったのは残念だったけど、銀太郎[ギンタロウ⇒ワシの事じゃよ!]に会えて本当に良かったわ。』と、言った後、ワシの祖母で中学校の元・音楽教師の中月郁乃[ナカツキフミノ]がワシの為に用意したと、言うバリアフリ-住宅での同居を開始しました。ワシは大衆演劇の女優から中学校の音楽教師に転身した後、再び女優に戻った中月郁乃[ナカツキフミノ]と、一緒に仕事へ行くようになりました。ワシのイトコのユキチャンはイジメを苦にして自殺した中学生の少年にレイプされて息子の雅行[マサユキ]と、娘の千乃[ユキノ]をたったヒトリで出産していました。ワシのイトコのユキチャンは笑顔で『子供達には父親[パパ]がいないわ。一人前に育てたいから夜間中学に通って勉強する予定なの。昼間の中学には行きたくないから決めたけど、家には帰らずに遊ぶわ。』と、言いました。ワシのイトコのユキチャンは不良グル-プのメンバ-で両肩に真っ赤な薔薇の花の刺繍[イレズミ]を彫って毎晩のように煙草[タバコ]を片手に夜の町を遊び歩くようになっていました。
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