リーフのつばさにラヴレター
ドアを開けたらすでに楽しそうに歌う橋田に、女子に囲まれている本城、俺らのクラスのやつはいたりいなかったりで、混じっていた。

空いていた端にドカッと腰を下ろした。


橋田が、




《あー!おせぇよ!くらもとく〜ん》


と、マイクを通しながら俺が来たことをみんなにしらせるように言う。

何人かがこっちを向く……気まじい。やっぱりくんじゃなかったかなと思っていたら、いきなり


「何か食べる?」


と、見たことのある女子が話しかけてきた。






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