リーフのつばさにラヴレター
「うん! 私、諦めない」





「っ!……あ、あのさ」





悟られた。





「好きです!」





「…………」





「だから友達からお願いします」





「……友達なら……」





「うん、アリガトウ」





「あぁ、うん。 こちらこそアリガトウ」






……つられた。



気付いたら、河野は手を振りたがら『バイバイ』と言ってもう見える駅まで走っていってしまった。


どうしようまさか最後き告白されるとは思わなかった。しかも好きな人いることバレてたし、これから多分ガンガンくるんだろうか……。




困った。


それこそ理由をつけて昼休みに会いにいけなくなった。もちろん、裏庭もそうだけと、とりあえずバレないようにしよう


俺はベットに横になりながら携帯電話を片手であげ、ブラブラしているそのストラップを見上げていた。








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