リーフのつばさにラヴレター
「あー……本を読み始めたら、とまらなくて気付いたら朝方だったんです」


と、まぁよくある言い訳を並べる。



「ふー……ん」




と、曖昧な返事をしてから先生は納得したのか、寝不足の原因を深く追求はしてこなかった。



それから先生が気になったけれど、それよりもこの重い瞼が眠気を誘い、俺はその誘いに乗ることにしてベットに横になった。



その前に




「じゃあ、失礼して俺は寝ます」




と言い、のそのそとベットに潜ったらもう記憶がなかった。








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