ラブ@メール

┗最悪の修羅場



チュンチュン、と鳥の声がする。

ぼんやりと目を開けると、見慣れない天井が目に入り、一瞬驚いた。


ああ、そうか。

私、昨日ハルの家に泊まったんだっけ。


首の後ろに違和感を感じ、少し首を動かす。

すぐ隣には、私に腕枕をしたまま眠っている、ハルの寝顔があった。


今、何時だろう…。


枕元にある、携帯に手を伸ばす。

画面を開き、目を見張った。


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