CROOK GIRL×BOY


「ルゥ、今回はレイとナオの三人で一緒にフラノール公爵を殺ってきて」


人というのは見掛けによらないものだ。
優しい表情をしている人ほど、恐ろしいものであろう。

特に今目の前に座っている男はさらに恐ろしいだろう。

「わかりました」


少女は普段通り静かに返事をした。






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