星に願いを。



自分でもびっくりするくらい、憎らしい声だった。




「真弓?何で?」


眉をしかめる泰ちゃん。


「電話…。真弓さんって人からだったから…」


あたしの言葉で理解できたのか、泰ちゃんはあぁ、なんだと笑った。





真弓って呼び捨てで呼んでるんだ?




考えたくもない言葉が頭の中で回ってて。


ドロドロした感情が、今にも口から溢れ出しそうで。





「真弓ってのは」

「あたし、不安だよ…」






自然とそんな言葉が出て来たことに、自分でも驚いた。






「蜜葉…?」


「1年に2回しか会えないし、みんなには秘密だし。泰ちゃんモテるし、学校にだって可愛い子いーっぱい居るだろうし」





違う。

そんなことが言いたい訳じゃない。








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