りんごゆき
指輪…だったらどうしよう!?
1人で無駄な心配をしてテンションが上がった。
私は指輪よりもっと素敵なものをもらえることにこの時全く気付いていなかった。
すると、柊くんは突然ギターを手に取った。
「本当はなくならないものをあげたかったんだけど…思い付かなかったんだ。
俺にあげられるものはこれぐらいしかないから。」
そう言って柊くんは唄いだした。
初めて聞いた唄だった。
それは優しくて切ないメロディーに乗せた、暖かくて勇気をくれる唄だった。