南月さんの迷探偵ファイル
ついに東京!
「おぉ! 東京に着いたでぇ!」
と、餅が張り切って言う。


だが、どうも涼也も楼も それどころではなかった。
3人とも荷物は速達で送ったものの…。

東京に着くなり 餅が携帯がない!と 大騒ぎしだしたので、みんなで必死に探していたら、餅がカバンにあった(*'-')と、言うものだから…。

という訳で、餅以外の2人は 精神的にヘトヘトだった。


「あんなに元気なのは、全然苦労してないからですよね…。」

と 楼がポツリと呟いた。


「そやなぁ…。取りあえず、早よ旅館行って 一息つきたいわ…。」

涼也もボソッと言った。
< 27 / 116 >

この作品をシェア

pagetop