ヘッド バイブ
「いいんですか!?
お願いしまーす」

「じゃあ、
お願いします…」


あたしたちは車の
後部座席に乗り込んだ

渋井先生の車の中は
なんだかいい匂い
がする

香水とはまた違う匂いだ


「先生こんな遅くまで
なにしてたんですか?」

「…まぁ色々教師も
大変なんだよ」


ふーん。
他の先生とは違って
お疲れ様だなぁ

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