じいさんとアタシ
「悪かったねぇ。時間とか決めてなくて、ワシもどうしようかと思ってたんだよ」
と、トミさん。
「なんで呼んだんだよ?それにここは部外者立入禁止だろ」
と不機嫌そうにヤツが言う。
「たまには若い子がいたっていいじゃないか、ケンさん。
それに部外者って言ったら、夜麻雀なんかできねぇぞ」
「…ったく」
「ほらひかりさん、狭いけどあがって。
ドーナツはもう買ってあるから」
「あ…はい」
アタシは言われるがまま、トミさんの向かい側に座った。