じいさんとアタシ

「悪かったねぇ。時間とか決めてなくて、ワシもどうしようかと思ってたんだよ」


と、トミさん。



「なんで呼んだんだよ?それにここは部外者立入禁止だろ」


と不機嫌そうにヤツが言う。




「たまには若い子がいたっていいじゃないか、ケンさん。

それに部外者って言ったら、夜麻雀なんかできねぇぞ」




「…ったく」



「ほらひかりさん、狭いけどあがって。

ドーナツはもう買ってあるから」


「あ…はい」



アタシは言われるがまま、トミさんの向かい側に座った。




< 143 / 292 >

この作品をシェア

pagetop