兎は俺のモノ











俺は家を出た。

「ッ!!」

玄関のドアを

開けると兎が丸まっていた。

俺は慌てて

「オイッ!兎ッ!!」

兎を触ったら

「冷たッ!!」

完璧に冷え切っていた。

「兎ぃ…。」

そのまま兎を抱いて

家の中に入った。


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