内緒☆年下彼氏

最初は出なかったんだけど…
それから2回もかかってきてたし…
出てみることにしてみた………









「もっ…もしもし?」

「ハルカちゃん??」

「こっコウタ君!?」

「そうだよー♪
イブの発表会の話、本当に良かったね!!」

「ありがとう!!」

「あの…さ
イブの日…本当は俺、ハルカちゃんと遊びに行きたかったんだ…」

「…うそ……
ごっごめんね…!!」

「いや、ハルカちゃんは悪くないよ!!
でさ…発表会ってさ…誰でも入れるの…??」

「いや…あの…
出演者の紹介しか入れないんだぁ…」

「じゃあさ…
俺をさ…紹介して下さいってか、して??」

「うん…えぇ!?
みっ見にくるの!?」

「行きたい…
ダメかな…??」

「でも…
見ても、仕方なくない…大丈夫??」

「俺、見てみたいんだ
いつもハルカちゃんと違うバレエやってる姿を……」

「……///
わっ…分かった!!
じゃあ今度の土曜日の夕方に渡すね…
大丈夫??」

「大丈夫だよ!!
俺めちゃ②楽しみにしてるからな!!」

「うん!!
私も頑張るね!!」

「おぅ!!
じゃあまた明日メールするな!!
早く寝て、ちゃんと休んでな☆
おやすみ」

「おやすみなさい…」


たった4分程度の電話だったけど…
私にとってみたら、本当に幸せな時間…

私はいつの間にか、コウタ君に夢中になっちゃってたんだね…

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