いつも笑わせてくれる貴族
ベッドにくるまって、30分は経った。
その時、外からの話し声が窓を通ってうちの耳まで入ってきた。
「恵美っ。なんでや」
恵美?
「なんでやって何?私は金持ちの人とかちゃんと計画する人だけ愛するんやもん。お前なんか使いもんにならん。なんやこれ」
「例のその人の写真を撮ったんや……」
「あー?こんなんなんでバカみたいなん撮ってんねん!顔見えなきゃ論外」
「でもそいつが……」
「撮り方が悪い」
「…………っ」
なんか嫌な話しとるなぁ……。
……でもそれってもしや……。