いつも笑わせてくれる貴族
悲しくなる。
涙が止まらない。
電話帳の笹倉さんに電話を掛ける。
三回のコールで出た。
『はいっ!もしもーし』
明るい声で笹倉さんは電話に出た。
「さ、笹倉さん…………っ」
私は真逆で涙を大量に流しながら言う。
笹倉さんはむっちゃビックリしてた。
『ど、どしたんっ!?』
「…………っ友達が…………っ」
『今どこにいるん?』
「○○町の三丁目………」
『今行くから待っとれ』
そう言って電話が切れた。
こんな泣くのは、初めてかもしれん。
もう瞼も重い。
なんで恵美が……………。