制服姫
秋 10章 シン兄
咲希はゆっくりと金網に近付く。
その目には…今まで見たことも無いくらいの怒りと、憎しみを宿していた。

「なんで…シン兄がいるのよっ…!」

「…こいつに頼んだんだよ。お前が…河北にいるって知ったから。」

「…ハナを利用したの…?最低っ、そういうところ、父さんそっくりね。」

「ち…ちょっと待ってよ!」

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