制服姫
冬 1章 夢の遊園地
「ついたー!」

電車を乗り継いでやって来たのは、例のテーマパーク。

咲希は子供のようにはしゃいでいる。

「咲希ってば…駅からずっとああなんだから…。」

開園を待つ列に西原くんと並んで、ため息をついた。

チケットはカップル専用。だから入場するまでは付き合ってるふりをしなきゃいけない。

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