【続】お前は絶対俺のもの



「ははっ!餅みてぇ〜」
「いひゃい!ひゃいっればー!」


陸は私のほっぺで楽しそうに遊んでいる。

ほっぺをおもちゃにしないでほしいのに!


でもそう言って笑っている陸の顔は……

すごい好き。



そしてようやく勉強開始!

陸のおかげで数学の成績は絶好調。

本当に感謝してる。


面と向かってはなんだかお礼が言えないんだけどね。


「よしっ、この問題もクリアー。」

「やったー☆」


できるようになると、勉強もあまり嫌いだとは思わなくなってきた。



「ほとんどの問題解けた……」


そう言って陸の顔を見上げたときだった。
< 4 / 89 >

この作品をシェア

pagetop