【続】お前は絶対俺のもの

*好き





それから私は陸に借りた服をきて、リビングに向かった。



「陸………?」


リビングを見渡すけど、陸がいない。


どこに行ってしまったんだと少し不安になったとき、


「風香、ここ〜」


リビングとつながっている寝室から陸の声が聞こえた。



寝室に行ってみると、陸がベッドのシーツを整えているところだった。



「風香はここで寝て。整えておいたから。」


「ありがとう…」



お言葉に甘えてベッドに入る。


でも……


陸はどこで寝るの?



「あぁ、俺はリビングのソファーで寝るから大丈夫!」



そう言って陸は布団を運び始めた。



………………。



それってなんか陸に悪いし、それに………




寂しい…。
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