傷付け合うわたしたち
 

中学三年生の時、わたしは学級委員をやっていて提出物のとりまとめみたいなことをよく先生に頼まれた。


そのつど同じようなことがあって、時々はBさん達とも話すことはあった。


もちろん、わたしが声をかけた時に提出物を出さなければ放っておいた。


ある日、同じようにとりまとめをして先生に持っていったら先生に声をかけられた。


「Bたちが「ハナが自分達の提出物を集めてくれない」ってオレのところに直接持ってきたけど本当なのか?」


わたしは驚いた。


先生に泣きつくなんて……可愛いとこあるんだ!!


わたしは笑顔で言った。


「そんなことないです。きちんと「提出物出さなくていいの?」と声をかけてますよ」


「だろうな。というか……お前、大丈夫か?」


さっちゃんが来なくなったこともあり、先生は察していたのだろう。


「大丈夫ですよ。ただ「出して」と言った時に出してくれないのは集められませんが」


「わかった。なんかあったら言ってこいよ」


先生は少し安心したように言った。




 




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