傷付け合うわたしたち
夏休みが終わって、受験勉強に忙しい日々。
相変わらずさっちゃんは学校に来ていない。
Bさん達も相変わらずだった。
わたしも相変わらず学校が終わったらさっちゃんへ電話をかける。
時々だけどさっちゃんが電話口に出てくれるようにもなった。
さっちゃんはまだいろんなことに怒っているようだったが、さっちゃんの口から不満が出そうな時、努めて明るい話題をわたしは持ちかけた。
「映画でも見に行きたいね」
今話題の映画を見に行きたいと行ったさっちゃん。
「うん、行こうよ!」
久しぶりに一緒に出かける約束をした。