傷付け合うわたしたち
 

学校は平穏な日々。


受験一色だったけど、気の合う友達と楽しく過ごしていた。


Bさん達とも相変わらずうまくいっている。


時間が経ち、Bさん達と話せば話すほど、知れば知るほど好きになる。


Bさん達と仲良く話すわたし達を見て、先生も嬉しそうだった。


もう何も問題は無いのに、さっちゃんだけがいない。


わたしは先生に相談しに行った。


「先生、さっちゃんに学校に来て欲しいんです。「もう何も心配することないよ」って、「みんな待ってるよ」って、伝えてもらえませんか?」


「わかった」


先生は快く答えてくれた。






 
< 90 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop