キャンパス・ダイアリー

先生の授業

浩二君似の先生の名前は何だろう…。


先生と別れて教室に入り、私の時間割表を見渡してみた。



もちろん、それだけの情報でわかるはずもなく…



名前聞いておけばよかった。


ただ後ろから背中追うだけじゃなくって…


少しでも話しておけばよかったのかな…?


なにか話せばよかった…



「何を見てるんだ?授業中だぞ」

「あっ…すみません…」




先生が横に突っ立っていた。


あわてて時間割表をかばんにしまいこんだ。


今は授業に集中しなきゃ…



それから90分間、みっちりと授業に集中した。
< 23 / 306 >

この作品をシェア

pagetop