*君の瞳に乾杯ッッ*〜恋した君は年上美人〜
動き出す ココロ



次の日も俺は彩が働いている雑貨屋にきた。





実は昨日メールしようと思ったんだけど−…



俺、積極的なのにメールだと何故か照れちゃって…


出来なかった…




俺って情けね−…









カランコロン




「勇貴!!」



俺が彩を呼ぶ前に彩は俺に気付いてくれた。



その事が俺にはどんなに嬉しかったことか…



「彩、昨日大丈夫だった?」



あれから彼氏と電話したのかな?



「昨日はてっちゃんに連絡とらなかった…今日とってみるよ!」



無理して笑う彩。





「じゃあ俺も一緒に彩といるよ」



「えッッ何で?」


「彩が辛いときに一人になんかさせない。」



「でも…」



「俺が勝手にいるだけだから…いいだろ?」










わがままかな




わがままだよな













だけど辛い彩を一人になんかさせておけないんだ













「…解った……」





彩はしぶしぶ納得してくれた。









< 25 / 39 >

この作品をシェア

pagetop