ハスキー
1:偶然の出会い=必然的結果
――4月。

『もうこの学校に入学して3年かぁ・・・・。 』
あたしは県立高校の3年生をしている。
っていうか演じてるってゆうのかな?
女子高生を。

完璧な校則違反の髪色に服装に化粧。
どこにでもいそうな女子高生。

『ふゎぁ・・・眠っ。
昨日遅かったからなぁ。』

低血圧で朝が弱い。
中学のときからずっとこんなだ。
今までまともに学校に行ったのは・・・数えるくらいしかない。

普通の親ならちょっとは何かしてくれそうなものだが,あたしには親はいない。
親なんて知らない。

あの人たちはあたしになんて興味はないんだ。
あの人たちの目にあるあたしは,









自由にさせてはもらってちゃっかり一人暮らしもしちゃってるし。


でも
あたしは操り人形なんだ。


『・・・・・って普通に始業式終わってる系?』
携帯の時計は11時前。
このままクラスに行ってもなぁ・・・・


いや行ってもあれか。
またコソコソ言われるんだろなぁ。
『授業受けてないくせに成績が・・・』
とか
『ちょっと顔がいいからって・・・』
とか(笑)
普通に生まれたかったってぇの。

『はぁ・・・・』
クラスに行くか帰るかあたしは校門の前で悩んでたんだ。


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