【長編】Sweet Dentist
そんなあたしを無視して、パパは響さんに向かってとんでもない交渉を始めた。
「響君、千茉莉を説得して日本に留めてくれたら、君と千茉莉の交際には一切口を出さない。
夜何時に帰ってこようが泊まってこようが黙認してやろう。どうだ?」
はあっ? 何よそれ!
そんな悪魔の囁きに耳を傾けないでよ?響さんっ!
「…うーん…それは凄く魅力的な条件ですね」
ええーっ? 響さんの裏切り者ーっ!
「うんうん、そうだろう?
千茉莉が君の為に日本に残りたいというなら、結婚の話も考えておこう。
何なら卒業後直ぐでもいいぞ?」
「本当ですか? 心が揺らぎますねぇ…」
ああ…この二人が、時代劇の悪役に見えてきたわ。
悪徳代官と越後屋じゃないっ?
「響君、千茉莉を説得して日本に留めてくれたら、君と千茉莉の交際には一切口を出さない。
夜何時に帰ってこようが泊まってこようが黙認してやろう。どうだ?」
はあっ? 何よそれ!
そんな悪魔の囁きに耳を傾けないでよ?響さんっ!
「…うーん…それは凄く魅力的な条件ですね」
ええーっ? 響さんの裏切り者ーっ!
「うんうん、そうだろう?
千茉莉が君の為に日本に残りたいというなら、結婚の話も考えておこう。
何なら卒業後直ぐでもいいぞ?」
「本当ですか? 心が揺らぎますねぇ…」
ああ…この二人が、時代劇の悪役に見えてきたわ。
悪徳代官と越後屋じゃないっ?