鏡に残る曖昧さ…
トゲ
目の前で泣いている

名前知らずの少女

言葉かけようとも

過去を思い出してる

何気ない言葉の隅々に

トゲを持たして話してた

あの時の罪は拭えない

傷ついた分の

優しさがここにある

抱きしめても

決して消えることは無い

※何の足跡も無い

雪の降る地上は

柔らかくて

そのまま

埋もれてしまいそう

消えるチャンスは

すぐそこにある…※



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