Replicant・Lover's-L No.6


その日は、夜中に目が覚めた。

真っ暗な、ひとりの寝室。

……あ、トイレ。

いつも通り、お風呂入って、レンを相手に晩酌したけれど、今日はいつもより一本ビールが多かったせいか、トイレで目が覚めてしまった。

ぼんやりと床を照らすフットライトの明かりを頼りに起き上がり、トイレに向かった。

静かなリビングを通り抜け、お風呂場の隣のトイレへ入り用を足した。

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