Replicant・Lover's-L No.6
「どしたの?」

と覗き込んでくるレンに、そのDS3の惨状を見せた。

「うわー、またこりゃ派手に壊れてんね」

レンがそのDS3を受け取り、その状態を感心するような声を上げて確認する。

「ソフトがぁぁぁー」

辛いのが差し込んだままだったソフトまで外装にひびが入って、もう使い物にならない。

「これさぁ、絶対誰かの嫌がらせだよね?」

< 202 / 277 >

この作品をシェア

pagetop