Replicant・Lover's-L No.6
でも、黒いスーツにあたしの足形が付いただけで、びくともしない。

「ちょっと、リッカっ!! パンツ見えるからっ!!」

ヨシちゃんが第二撃をくわえようと構えたあたしを引き止める。

「下がれ、この欠陥品っ!!」

仕方ないから第二撃は我慢して、怒鳴りつけると、ジンが一歩引き、邪魔な障害物が無くなり、

「エルーっ!!」

「リッカー!!」

改めてエルといつものハグをした。

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