お姫様の秘密 †入学編†
なんでだ??
なんか、おかしくね??

「入れ」

先生が指差すのは、小さな扉。


オシャレな雰囲気が漂うその部屋は、どこからかいい香りがする。

俺はその部屋にある、アンティークな椅子に座らされた。


「ふぅ、と、まぁ、朝からいきなり驚かされたと思う」

「まぁ、はぁ」

さっきから前触りが長すぎだ。この先生は。

「…さて。君は、アンジェリカ学園にトップ合格をしたね??」

「あ、はい。」

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