お姫様の秘密 †入学編†
『プリンセス様、握手して下さい!!』
『プリンセス様、サイン頂けますか??』
「呼ばれましたね。あれがなにかあるんですか???全く意味がわからないんですけど…」
「わからなくて当然だ。我々この学園では、生徒会役員の事を、『プリンセス』と呼び、親しんでいるんだよ」
それからは、先生が一人ではなしていた。
「プリンセスは、生徒の憧れの存在…。手の届かない存在とされている。 きっと君がこれから受ける待遇は、尋常じゃないだろう」