のたおの大冒険(仮)
奴隷制度については、実は、古くからある制度だったのですが、それが、最後まで残っていたのが、フーガだったという話です。
というのも、簡単にいうなら、フーガの身分制度は、かなりゆるいため『奴隷』とはいえ、それなりの自由が許されていた。
・・・という、逆説的な理由が原因です。
他国ほど、奴隷に対して、冷遇ではなく、生活するには困らない。
という、おかしな理由から、貴族階級の中では、15年前まで、奴隷を雇っていたのです。
なにせ、フーガの国民の大半は遊牧民です。
定住したいのに、召使が遊牧されたら困るのです。
それゆえ、貴族に使えるものとして『奴隷』という存在が暗黙の中許されていました。
とはいえ、その賃金は本当に貧しいものでしたし、他国の『奴隷』に比べ、冷遇はされないとはいえ、はやり、市民としては、貧しい生活です。
サンの登場が、彼らを立ち上がらせたと言っても過言ではありません。
元々、フーガの人たちの中にも、奴隷という古い制度は廃止すべきだという考えが、蔓延していたため、解放運動は、けっこう、あっさりと言ったみたいです。
自由を重んじるフーガ国、それは逆を言うなら、他人に対して無頓着という考え方もあります。
ゆえに、古い制度が残ったまま、何年もたってしまったというコトですね。