鬼 鴉【総集編】
(……親父っ!!……姉さんっ!!)
闘兵衛は相手を破壊する暴力を振るいながら、思いを巡らす。
「ぎゃぁっ!?」
左目の眼球をえぐられた浪人は、片目を押さえながら激痛による悲鳴をあげた。
『ボゴォッ』
「……ッ!?」
闘兵衛は止まらず左手で浪人の右耳を掴み、顔面に右膝をめり込ませる。
浪人の鼻は潰れ、鼻骨が粉砕した。
前歯から犬歯までが根本から折れて、口元から血を垂れ流す。
闘兵衛は左手に残っている、チギれた右耳を叩きつけるように、投げ捨てていた。