鬼 鴉【総集編】
獣道を突き進むジェノスら一行は、日が暮れる頃合いを見計らい、街道へと合流する。
「……フゥ~」
ぐったりとした動きで、ジェノスは肩を落とす。
余程疲れたのだろうか、歩きに軽快さが無い。
「さすがの船長も、陸の上では形無しだな?」
「……海とは、勝手が違うネェ……」
銃佐ェ門はげんなりとした表情のジェノスに気付き、声を掛ける。
ジェノスは苦笑いを浮かべると、そう漏らす。
新しい面子で動けば、徐々に相手の能力がわかるモノである。
得手、不得手は誰にでもあるものだ。