鬼 鴉【総集編】



『ドクンッー』



変化は、否、変体は間を置かずに現れる。


「グァァ……っ!?」


「そんなに摂取すると、身体に……」


液体の影響からだろう、サブマージは呻き声を漏らす。

教主がサブマージに近寄り声を掛けた途端、である。



教主の身体が、宙を舞っていた。



サブマージは、近寄って来た教主の胸倉を掴む。

次の瞬間、片手でゴミを放り捨てるかのように、教主を投げ飛ばしたのであった。


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