鬼 鴉【総集編】


他人の戦う理由を否定しながら、他人に強要している。

そしてその理由を否定しながらも、闘兵衛はソレで動いていた。



「矛盾、と言ったろう?トウベェ……、お前は、ナンの為に戦う?」


「全てを忘れて、平和に暮らすのが利口なんだろうが……」


ジェノスの見透かすような紅い瞳を真正面から受け止め、闘兵衛は一呼吸置き、さらに続ける。



「俺が、俺である為に、闘う……」



胸を張り、真っ直ぐな瞳で闘兵衛はそう言い切った。



< 953 / 1,582 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop