奴隷と悪魔






「ねぇ。ちょっと聞いていいかな」



「ん?」



「深君は、私のことどう思ってる?」


「え・・・」



 芭衣ちゃんとのご飯を終え、私は深君を図書準備室へ呼んだ。



「私は深君を利用したけど、まだ深君は私に優しくしてくれるでしょ?なんでかなぁって思って・・・」


「それは、俺が美衣菜に優しくしたいだけだよ」


「ほんとに?ほんとにそれだけ?私っ・・・」



「美衣菜!」



「ふぇっ・・・」


 どうして涙がでてくるの?


「俺は美衣菜が好きだよ。でも友達としてだし、俺は美衣菜に優しくしたいって思ってるから。ね?美衣菜は何も心配しなくていいから」


「わかった・・・」








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