奴隷と悪魔



「私教室戻る!」


 私は走って教室に行った。



「・・・んだよ・・・」






 こんなに茉里唖とのキスがいやだって想ったことない。



 茉里唖の気持ちがないキスなんていらない。


 
 好きだから、キスされたら嬉しいハズなのに、気持ちが入ってないと想うと悲しくなる。


 茉里唖の気持ちが聞きたい。


 でも無理。


 今、私はキスを拒否した・・・。



 これで話しづらくなっちゃった。


 
“ガラ・・・”



 いつもより戸が重く感じた。


 なんでだろう。


 茉里唖がいると想ったからかな。



 教室全体に目をやっても、茉里唖はどこにもいなかった。


 トイレによったから、その間に茉里唖は戻ってきてると思ったけど・・・。




「ふぅ・・・」


 よかった。


 なんか今あったり、目が合ったりするとなんか気まずい。



 


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