君と出会って
4.いよいよ、4児の父です
「長い間、すみません」

翌日、仕事の合間に真由の実家を訪れた。

お義母さんは笑って

「いいわよ〜、悠斗もむっちゃんがいてくれるから毎日楽しそうだし」

玄関先で話をしていると後ろから睦海と悠斗が現れた。

睦海は俺を見るなり

「パパー、何しに来たの?」

…ムカッ

「一度、家に帰ろうか?」

「嫌ー!」

奥の部屋に逃げた睦海。

俺とお義母さんは苦笑いをする。

「真由が手術する日に連れていくから心配しないで。
総一くんも色々大変だろうから」

俺はその言葉に頭を下げる。



その後、真由の元へと向かう。

「えー!全部仕上げてくれたの?」

俺は頷く。

祥太郎がなかなか寝ないから俺も徹夜で付き合った結果。

アルバムを完成させていた。

「そーちゃん、すごいね」

真由が目を輝かせて喜んだ。

そう、喜んでもらえると嬉しいかも。
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