空を仰いで
人は二度死ぬという

一度目は肉体が消滅したとき

皆がその死を悲しんでくれる

そして二度目は

みんなの心の中からその人が消えてしまったとき

いつの間にか

消えていってしまう

この二度目の死が

一度目の死よりも先に来る人はいない

俺が死んでも

誰も悲しまないと言う人がいる

でもそれは嘘でしょう?

家族 友人 ご近所さん

誰かの心の中にいる限り

その人はあなたの為に涙を流してくれるでしょう

偽りの無い涙を

あなたのために

だから死という選択肢は

選んではいけないのです

その人のために

あなた自身のために
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