不器用な俺-16歳の恋

なかに入ると小さい部屋と2つのいす

があった。

「どうぞ、お座り下さい。」

「・・・はい。」

「大丈夫ですよ。ただ質問するだけなので。」

私は、コクリとうなずくと喋りはじめた。


あなたの名前を言ってみてください。

えっと・・・ 中野亜美 です。


今日は何日ですか??

・・・分かりません。

しばらく質問は続きた。

「ありがとうございました。

では、お父さん達を呼んでくれるかな?」

と作り笑顔をして言われた。

私は、気づかないふりをしてうなずいた。



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