最初で最後の手紙
「明音、、、大丈夫か?」
「うん」
「お前いーよ。俺が片付けるから。」
奏が片付けてくれるって言ってるけど、あたしは、手を止めない。
「お前は、いいって…」
奏があたしの腕を掴む。
「俺がやるからさ…………ッ」
あたしは、涙を流した。
そんなあたしを見て奏が驚く。
「明音?」
「奏……。死んじゃヤダよ……」
あたしは、泣いて奏にとびつく。
「死ぬとか言うなよ…。俺も死にたくねーんだからさ……」
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