キミチョコ
第一章

1 狙われた

眠い…半端無く眠い………!


あぁ…目の前にはあたしの大好きな卵焼き…。


でも眠い………!

「稚香ー…?聞いてるー?」

「うん。聞いてるー…なんで弁当にハンバーグ…入ってないんだろーね…」

「ちょっ!誰もそんなの言ってないっしょ!?」


と、言われましても…



「だって話聞いてないから、何を言えばいいか分かんない」

「やっぱ話聞いてないんじゃん…」

「あ。言っちゃった!」


「バカだ…」


バカですよ…はい。バカですよーだ!

< 1 / 12 >

この作品をシェア

pagetop