好き。
勝負
―――翌日―――
「さやかっ☆おはよう!」
「おはよう。」
「さっやか~!」
バッ
「ーーーっ!?」
あたしに誰かが抱きついた。
「ああああ、あんたっ!いきなり何すんのよっ///!」
「さやか可愛い~//」
「呼び捨てかよ!」
「え~なんで二人とも仲良さげなの~?」
「ほんとだ~」
「えっへん( ̄^ ̄)俺さやかの彼氏になるから」
なっ…
自信満々にシオンが言い切った。
「「きゃ~~~!!!なんで~~!?」」
「ちょっと!止めてよ、そういうの!」
グイッと手を掴まれ…
ちゅ、
ん?
んん~~?!
キ!キスされた!!??
「さやか、二週間以内に俺に惚れされてやるよ」
ニッと笑う整った顔を見てあたしは寒気がした。