ターニングポイント
エピローグ
「なあ、帰りメシ食ってく?」


ヴォーカルがマイクを片付けながら、全員を振り返って聞いた。


「俺はちょっと寄りたいとこあるから……」


ギターをケースにしまいながら俺は答えた。


「お、デートか?
モテる男はうらやましいなあ」


ベースに苦笑いを返す。


「違うよ」


すると、キーボードから声がかかった。


「どうせまた、教習所だろ?
最近ちっともデートしてくれないって、リョウの彼女、寂しがってたぜ」



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