幻想美術館
その時、一羽のふくろうが僕の方へ飛んできて、大声で言った。

「絵の中にあまり長い時間いると、閉じこめられるぞ!ここから出たいと念じるか、それか、とにかく全力で走れっ!」

僕は大急ぎで、もと来た道を走っていった。
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