《年下彼氏》
ザワザワしている体育館の中。私達はパイプ椅子に座り、新入生入場口の辺りをキョロキョロ。



「まだだねー。」

首を伸ばし見渡す渚。


「だねー。」


私も渚と同じ行動をしていた。



その時、入場口が開き、新入生が入って来た。



すると、後ろの方でキャアキャアーと騒ぎ出す女子達。


私と渚はそのざわめきの方を見た。



そこには。
すっごいイケメンの一年生が入場して来た。


ビックリ…
スタイル抜群!
茶髪にピアス。
綺麗なブラウンの瞳。


私は、そのイケメン一年生に釘付け状態。


目が離せなくなっちゃった。



そのイケメン一年生が私を見た…


ウソ…
目が合ってる…私!


ブラウンの瞳に吸い込まれてしまっている。



「きれい……。」

思わず声を出してしまった私。


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