49日
「ふたりとも、どうかしたの?」
どこか様子のおかしいふたりに麻里子は声をかけた。
すると、しきりに辺りを気にしていた本条ゆかりが、静かに話しを切り出した。
「今日ってさ、お店貸切だよね? あたしたちの他に、誰か来るとか聞いてる?」
「え?」
麻里子には彼女の質問の意図がわからなかった。
いや、麻里子だけじゃない。
隣にいる奈津美と加奈子も、
向かい側の席に座っている犬飼も、
麻里子と同じく疑問の表情を浮かべていた。
「たぶん……あたしたちだけだよね?」
なぜかゆかりは強張った表情で聞いてきた。
「そうだと思うけど、それがどうかしたの?」
二人の様子が気になった麻里子は聞き返す。
すると突然、ゆかりの隣にいた元木彩がガタガタと震え出した。
どこか様子のおかしいふたりに麻里子は声をかけた。
すると、しきりに辺りを気にしていた本条ゆかりが、静かに話しを切り出した。
「今日ってさ、お店貸切だよね? あたしたちの他に、誰か来るとか聞いてる?」
「え?」
麻里子には彼女の質問の意図がわからなかった。
いや、麻里子だけじゃない。
隣にいる奈津美と加奈子も、
向かい側の席に座っている犬飼も、
麻里子と同じく疑問の表情を浮かべていた。
「たぶん……あたしたちだけだよね?」
なぜかゆかりは強張った表情で聞いてきた。
「そうだと思うけど、それがどうかしたの?」
二人の様子が気になった麻里子は聞き返す。
すると突然、ゆかりの隣にいた元木彩がガタガタと震え出した。