期間限定彼氏様!?

アタシとアイツの約束

あれから、一週間がたった頃。


相変わらずラブラブなあたしたちだけど、そんな幸せがずっと続く訳もなく…。




「どうしてそんなことになってるの?藍の親に顔を会わせるなんて無理だよ!!」


「しょうがないだろ?もう決まっちまったんだよ!」



藍の親に会いに行くと言う事でもめていた。



「だって…あたし、生け花もお茶も出来ないよ?」



「お前はそのままでいい。素のままの、姫野実優を見せるんだ!」


そんなこと言ったって…。

お母さんやお父さんには、気に入られたいよ。


「あたし、自信ない」


「大丈夫だ、お前は、そのままが一番いいよ。

俺には、生け花もお茶も関係ない…
俺が好きになったのは、実優なんだから」



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